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2019年3月4日(月)より福岡陽子写真展『Biblioscenery / ビブリオシナリー』を開催

                  Art Gallery M84作品展のご案内
             福岡陽子写真展『Biblioscenery / ビブリオシナリー』

                                            2018年12月10日
 Art Gallery M84は、2019年3月4日(月)より福岡陽子写真展『Biblioscenery / ビブリオシナリー』を開催致します。

 今回の作品展は、Art Gallery M84の第84回目の展示として実施する個展です。
タイトルの『Biblioscenery』は、作家による造語でビブリオシナリーと読み、古書の景色とでも言いましようか、扱いを知らない人には絶対触れない超高価な古書で、古書店の店員で無かったら見ることも、触ることすら無かった何百年も前に出版された重厚な存在を自然な姿で造形的に撮影した貴重な作品です。古書も現代のスピードで売買され、何時迄も古書店の棚にある訳ではない。図書館や博物館など公的機関に購入されれば、一般の人は手を触れることが出来なくなる。個人が購入すると、次の世代に引き取り手のない古書は廃棄されるかもしれない。それに、文書のデジタル化の流れの中で、本と言う形態が以前より軽んじられている気がする。

「初めて何百年も前に出版された本を前にした時、その存在感に圧倒され、本の価値や値段を知らずとも、思わず触れるのをためらってしまった。いわば紙の束を綴じただけの物が年月を経ることで、こんなにも重厚な存在になり得ると言うことに驚いた」と言う。古びた本のざらざらした表面をそこに歴史が刻まれたものとして眺めることによって、本に対する新たな価値が見る人の中に生じる。それは、読み継がれ、触れられ続けた本には、代々の所有者の気配が蓄積されているからだろうか。

本を題材に別な何かを語ろうとしている写真が多い中で、福岡は本や本の運命そのものに寄り添った作品を創ろうとしている。並んでいる背表紙、表紙のディテール、頁、印刷された文字、長年に渡って付けられた傷など、本自体に纏わるものだけを色々な角度から表現することによって、本が秘める物語に思いを馳せることになる作品は観る側の心を深く揺さぶる。現代においては非日常な存在である古書が、かつて今とは違う世界があったことを私たちに語りかけてくる写真家 福岡陽子の作品をお楽しみください。約30点を展示します。

【作家からの一言】
母が死に、私も癌になった時に、本格的に写真に取り組み始めた。人は死の直前に自分の人生を走馬灯のように見るという。そんな人生のダイジェスト版が写真ではないかと思う。また昔の人は写真に撮られると魂を奪われるなどと言っていた。何だか写真には被写体から吸い取った生命のようなものが潜んでいる感じがする。私はカメラは目に見えないものでも写せると信じている。高校生の頃、学校の図書館で写真集「古寺巡礼」を発見した。土門拳さんの「念力で写す」という言葉にいきあたり、こういう気迫の込もった写真はやっぱり念力で撮っているんだ!と納得した。撮影者の気持ちやその場にある気も写し込む。それが私にとっての写真だ。

子供の頃、祖母に「本をまたぐと足が曲がる」と言われたのを良く憶えている。私にとって本は全て大切に扱われるべき尊い物だった。だから本好きが高じて古書店に勤務するようになり、値段重視でビジネスライクな本の扱いに驚いた。私の本への関心は紙への興味でもあった。本によって微妙に違う紙の質感、埃やインクの匂いに愛着を感じる。その本作りに携わった人々や所有してきた人々の人間的な温かみや生々しさと機械を通した印刷物であるクールさの絶妙な取り合わせに魅かれるのかもしれない。古書に魅せられ、その存在感を捉えるような写真を撮ってみたいと思った。

ビブリオ(biblio)の語源は、ギリシャ語のbiblionで本という意味であり、シナリー(scenery)とは、18世紀イギリスで起こったピクチャレスクという美学上の概念において風景を表すのによく使われた言葉だ。当時の人々がごつごつした岩山や谷などの自然を絵画的視点から見ることによって面白みを見出したように、古本の傷や汚れも景色として撮影したという意味で、私は本の作り出す景色『Biblioscenery』と言う言葉を作った。

表紙やページをたどってゆくと、毛羽立った紙の質感や傷ついた革装、古い書き込みなどを通して、本が巡った運命や見てきた景色が現れてくるようだ。私は写真を通して、本自体が言葉を介さず伝えてくる物語をすくい上げたつもりだ。ひととき日常を離れ、古書の流転に身をゆだねる時間を持っていただければ幸いです。写真家 福岡陽子

【代表作品について】
Title:Biblioscenery#07(James Beattie)は、19世紀にロンドンで出版されたジェームス・ビーティの詩集で、ロマン派の初期の作品の一つとされている。口絵としてロマンティックな雰囲気の版画が綴じ込まれており、そこからインスピレーションを得て、古びた、状態の良くない装丁を一番美しく見える角度からロマンティックに表現しました。

Title:Biblioscenery#06 (Plinius)は、16世紀にバーゼルで出版されたプリニウスの「博物誌」で、装丁は黒い厚紙です。背表紙に赤いタイトルラベルがついているが、こういった稀覯本(きこうぼん)は茶色の革装にされていることが多く、黒と赤という取り合わせはあまりないように思う。このモダンなデザインを生かして、モンドリアンの絵画のように構成しました。何かの絵のようにも見える本の傷は、写真の重要な要素として大きく扱いました。

【福岡陽子(ふくおか・ようこ)氏の略歴】
栃木県出身
青山学院大学文学部第二部 英米文学科卒業
2007年 東京写真学園レベルアップフォトレッスンコース終了
2010年4月より2014年3月まで写真家 松本路子氏のワークショップに参加
現在、神田神保町の古書店に勤務、東京都在住

【受賞歴】
2010年05月 東京写真月間『写真の日 記念写真展2010』自由作品部門 入選
2013年09月『INTERNATIONAL PHOTOGRAPHY AWARDS 2013』
       Non-professional still life部門 佳作受賞
2015年02月『御苗場vol.16横浜』エプソン賞受賞
2017年01月 写真展『アートの競演 2017睦月』フレームマン賞受賞
2018年10月『INTERNATIONAL PHOTOGRAPHY AWARDS 2018』
       Non-professional architecture:Cityscapes / Urban部門 佳作受賞

【展示歴】
2010年01月 個展『世界パズル』 ギャラリー・ニエプス(東京・四谷)
2011年11月~2012年6月 個展『本の街から』本と街の案内所(東京・神田)
2015年02月『御苗場vol.16横浜』パシフィコ横浜・アネックスホール(横浜・MM21)
2015年04月 個展『本と物語、または時間の肖像』森岡書店(東京・日本橋)
2017年01月 写真展『アートの競演 2017睦月』Art Gallery M84(東京・銀座)

 Art Gallery M84では、「アートを展示する場、鑑賞する場、作品を購入できる場」にとどまらず、アートを楽しみ、アートを通じての自己表現を志す方々が集える場所、アートの可能性を広げていく拠点になることを目指しています。プロ・アマを問わず、幅広く作家を紹介する企画を開催してまいります。

【写真展概要】
名  称 : 福岡陽子写真展『Biblioscenery / ビブリオシナリー』
作 品 数 : 約30点
作品販売 : 展示作品は、全て購入可能
主  催 : Art Gallery M84
期  間 : 2019年3月4日(月)~3月9日(土)  ※休館日を除く
場  所 : Art Gallery M84
所 在 地 : 〒104-0061 東京都中央区銀座四丁目-11-3 ウインド銀座ビル5階
電  話 : 03-3248-8454
開館時間 : 10:30~18:30(最終日17:00まで)
休 館 日 : 日曜日
入 場 料 : 無料
URL : http://artgallery-m84.com/?p=5699

<福岡陽子写真展『Biblioscenery / ビブリオシナリー』代表作品>

クレジット: Biblioscenery#07(James Beattie) © Yoko Fukuoka
Title:Biblioscenery#07(James Beattie)
Edition:0pen
Signature : Yes
Photography year : 2014
Printed : 2018
Image Size: 396 × 264mm
Print Paper Size:483 × 329mm
Print Method:Lambda Digital C-type Printing
Media:Lambda paper
Mat・Frame Size:528 × 425mm
予価 : 65,000円(額装込・税別)                      


クレジット: Biblioscenery#06(Plinius) © Yoko Fukuoka
Title:Biblioscenery#06(Plinius)
Edition:0pen
Signature : Yes
Photography year : 2014
Printed : 2018
Image Size: 396 × 264mm
Print Paper Size:483 × 329mm
Print Method:Lambda Digital C-type Printing
Media:Lambda paper
Mat・Frame Size:528 × 425mm
予価 : 65,000円(額装込・税別) 
以上 

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2019年1月21日(月)より飾りたいと思う写真展『アートの競演 2019寒月』を開催

                   Art Gallery M84作品展のご案内
               飾りたいと思う写真展『アートの競演 2019寒月』
                                           2018年11月12日
Art Gallery M84は、2019年1月21日(月)より飾りたいと思う写真展『アートの競演 2019寒月』を開催致します。

今回の作品展は、Art Gallery M84の第82回目の展示として実施する一般公募展です。作品をお部屋に飾りたい、又は収集して眺めたいと思う作品が見つかるかもしれないのが飾りたいと思う写真展『アートの競演2019寒月』です。

作家本人がアートと思う作品です。これはなんだと考えさせるなんとも不思議な作品、今まで見た事の無い美しい作品、ずっと眺めていても飽きない作品、見ているだけで癒される作品など、あなたの感情や感覚を揺れ動かすお気に入り作品に出会えるチャンスです。見る人に理解されない作品もあるかもしれません。作家は、感情や感覚を表現する事が大切です。誰かが作品を見て絶賛したとしても、他の人もそう思うとは限らないのです。アートは主観的であり、美は見る人の心の中にあります。お互いのアート性を競っているかのような、約45点の作品を展示いたします。

リビングやオフイスに作品を飾り、毎日眺めるのも素敵だと思います。写真作品と身近に出会え、作品を収集してみるのも良いものです。前回来場のお客様から「色々な個性的表現があって楽しい。」また「おもちゃ箱をひっくり返したような楽しさ。」との声もありました。前回の展示風景 ☞ http://artgallery-m84.com/?p=5326

M84開設1周年を記念して開催(2014.7.21〜)した写真展「人それぞれ」、その後、名称を写真展『アートの競演』に変更、年に2回開催、今回で10回目の開催となります。作品募集要項 ☞ http://artgallery-m84.com/?page_id=12

次の賞(M84賞、G.I.P.Tokyo賞、フレームマン賞)を設定しておりますが、後半には判明する予定なので、ご確認頂ければと思います。
前回の受賞作品 ☞ http://artgallery-m84.com/?p=5332
最終日を除き、毎日19時まで開催しておりますので、仕事帰りにもお立ち寄りください。日曜日もオープンしております。

※オープニングパーティー & 作品説明等「1月21日(月)18:00~」と
 クロージングパーティー & 賞状授与等「2月2日(土)15:00〜」を予定しております。
 飲み物、おつまみ等の差し入れを歓迎します。

【出展作家:申し込み順】21名(敬称略)
fooh(フゥー)、ユアン(ユアン)、MASATO MUNAKATA(ムナカタ・マサト)、雁羽 令(カリウ・レイ)、大野 雅弘(オオノ・マサヒロ)、Aki Fujita Taguchi(アキ・フジタ・タグチ)、Elemi filling(エレミ・フィリング)、谷 明(タニ・アキラ)、冨田 陽子(トミタ・ヨウコ)、Koko Miura(ミウラ・コウコ)、Yasuno(ヤスノ)、宇津井 志穂(ウツイ・シホ)、北尾 辰也(キタオ・タツヤ)、降旗 良房(フリハタ・ヨシフサ)、西村 広(ニシムラ・ヒロシ)、YU-KI(ユーキ)、Kelly Crea(ケリー・クレア)、林 敏弘(ハヤシ・トシヒロ)、野田 光治(ノダ・コウジ)、akira nakamura(ナカムラ・アキラ)、豊吉 雅昭(トヨヨシ・マサアキ)、等。


Art Gallery M84では、「アートを展示する場、鑑賞する場、作品を購入できる場」にとどまらず、アートを楽しみ、アートを通じての自己表現を志す方々が集える場所、 アートの可能性を広げていく拠点になることを目指しています。プロ・アマを問わず、幅広く作家を紹介する企画を開催してまいります。

【写真展開催概要】
名  称 : 飾りたいと思う写真展『アートの競演 2019寒月』
作 品 数 : 約45点
主  催 : Art Gallery M84
協  力 : (株)ジー・アイ・ピー、(株)フレームマン
展示期間 : 2019年1月21日(月)〜2月2日(土)
場  所 : Art Gallery M84
所 在 地 : 東京都中央区銀座四丁目-11-3 ウインド銀座ビル5階
電  話 : 03-3248-8454
開館時間 : 10:30~19:00(最終日17:00まで)
休 館 日 : 会期中無休
入 場 料 : 無料
U R L : http://artgallery-m84.com/?p=5629

<飾りたいと思う写真展『アートの競演 2019寒月』イメージ画像 / 前回のM84賞>
A谷さんのリリース画像
クレジット: Layered City © Akira Tani / M84
Title : Layered City
Signature : Yes
Edition : 1/10
Photography year : 2018
Printed : 2018
Image Size : 300 x 225㎜
Print Paper Size : 390 x 300㎜
Print Method : Digital Pigment Print
以上

2019年1月10日(木)より3日間限定で盆栽と写真の二人展『松・美・心』を開催

                    Art Gallery M84作品展のご案内
                    盆栽と写真の二人展『松・美・心』
                                            2018年10月30日
 Art Gallery M84は、2019年1月10日(木)より3日間限定で盆栽と写真の二人展『松・美・心』を開催致します。

 今回の作品展は、Art Gallery M84で開催する第81回目の展示として実施する初の二人展です。二人展『松・美・心』は、開園90年以上の歴史を持つ福島にある老舗ぼんさいや『あべ』が、東京で初めての盆栽展示であり、しかも『吾妻五葉松』をアート作品として展示する試みです。またTIFAファインアート部門で金賞を受賞している写真作家 江口敬の『風姿』から選定した、とりどりの色とわずかな線とが組合わさったイメージ「見立て」によるアート作品とのコラボ展示でもあります。盆栽と写真によるアート作品を含め約20点を展示致します。生きている盆栽を展示する都合上、3日間限定の会期となります。

山形と福島の県境に構える吾妻山の五葉松、その景色をお手本に脈々とした「空間有美」と言う作風を作り上げた初代 阿部倉吉氏の意志を引き継ぎ、つくり続けるぼんさいや『あべ』の三代目が、東京で初めて盆栽を展示します。ぼんさいや『あべ』は、五葉松を種一粒から育て、自分たちが仕立てた盆栽を自ら進んで売ることはしてこなかったと言います。そこには、約1世紀の間脈々と受け継がれてきた地元 吾妻山への思いと、独自の盆栽哲学が秘められています。今回の展示を念頭に約1年前から世話をしてきた「吾妻五葉松」を主体に「文人(ぶんじん)」とか「懸崖(けんがい)」と呼ばれるタイプのものも候補に考えているようです。

強烈な色合いからくる印象が強く、何を描いたかが一瞬では判らないのだが、和の心を持ったアートだと感じ、眺めているとそれが飛行機雲かと思い始めるが、単に飛行機雲の美しさを切り取ったもので無いことに気づくのです。能から着想を得ていると言う作品は、新鮮で人目を惹付ける。その「能」に由来の「見立て」による作品が盆栽とコラボ展示する江口の『風姿』であり、見る人の心の中に重層的なイメージを呼び覚ましてくれるのです。全てスクエアーサイズからなるオリジナルプリトを展示致します。

研ぎ澄まされた感性と空間の美を感じさせるぼんさいや『あべ』の吾妻五葉松と、写真とも絵画とも違う描き方する江口の作品『風姿』は、「空間有美」や「見立て」と言う観点から共通点があり、また江口の撮影した盆栽の写真が、「あべ」の表現したい世界をズバリ捉えていたことから、「いつか東京で、二人展を開きたいね」と言う事で今回の開催となりました。

※1月11日15:00(受付:14時45分)より、ぼんさいや『あべ』三代目 阿部大樹氏による五葉松盆栽作りのデモンストレーションを予定。(要予約20名まで/☎:03-3248-8454)
※初代の「むやみに売ってはならぬ」との教えをいまも受け継がれておりますので、自ら手入れ出来る方限定で、お持ち帰りできる大きさの盆栽を、特別に限定販売の予定。無くなり次第終了。

【盆栽作家からの一言】
私は祖父の代から90年、一貫して福島市にある吾妻山に自生する五葉松が持つ、信じられないほどの美しい自然を表現してきました。まだオムツも外れない頃より父の背中に背負われながら見て来たその原体験が、私が盆栽を作り続けるうえでどれほどの影響を持ってきたか計り知れません。我が家の作風でもある「空間有美」はその吾妻山の自然の景色が教えてくれた表現でもあるのです。私は盆栽修行を経験し、その親方に「技術と感性は違う」と教わりました。阿部君には技術を教えた。何を表現したいかは自分で考えろと。フランスモンブランの山岳ガイドで私の友人でもある盆栽愛好家さんが、吾妻山とフランスアルプスを共にまわった時に「自然を美しいと感じる心は個の文化を越える」と言ってくれました。私は多くの出会いと沢山の方々の愛情が大きな支えとなり、今日一日を盆栽家であり続けたいと願っています。私たちが作品を通して伝えたいのは、空間には美しさがあるという体験です。ある人は過去の出来事が腑に落ちたり、ある人は吾妻五葉松に会いに行きたくなったりするような時間の共有です。 江口さんの作品はふところ深く、私のような勉強足らずな人間にも、想像の世界の扉を開いてくれます。皆様とご一緒にその時感じた印象を分かち合うことが出来たらなと、願います。盆栽作家 阿部大樹

【写真作家からの一言】
「見立て」の写真世界《風姿》へようこそ! 「見立て」とは一般に、或るものを別のものになぞらえる行為を指します。そして同時に、我が国の芸術表現を貫く柱の一つと呼んで差し支えない方法論でもあります。 今回、一緒に展示する阿部大樹さんの盆栽をぜひご覧になってみてください。曲がりくねった枝々や荒れてささくれだった幹の肌は、福島の吾妻山の風雪に耐えて生きる五葉松の 巨木そのものです。「見立て」は、対象を目の当たりにしたときに浮上する想像力を介して、対象のみならず、そのはるか向こうに存在する本質を垣間見せてくれるのです。 私の写真作品《風姿》は、日本の伝統芸能である「能」の世界を表現しています。 モチーフは、それとわかるかわからないかまで表情を変えた飛行機雲。 果たして、能と飛行機雲の間に、何らかの論理的な、あるいは歴史的な因果関係は存在するのでしょうか? いや、そんなものはどこにもない。これまで誰一人、そのような組み合わせを考えた人はいません。ですが、そこに「見立て」は存在します。 即物的に暮れてゆく真っ黄色の空を、まるで墜ちるかのように横切る飛行機雲の赤。夕日に照らし出された血の色の赤。没落の運命を覚悟した一人の平家の公達の絶望と、その人物 の一夜きりの美しい帰還を描いた能「清経」(きよつね)がこの一枚の中に在ると、私は信じました。それは「人間の想像力を信じる」ことでもあります。写真作家 江口 敬


【阿部大樹(アベ・ダイキ)氏略歴】
1980年 福島県福島市生まれ。
    大学卒業後、盆栽の道を目指し神奈川県の盆栽園で5年間修行し帰郷。
2008年 ぼんさいや『あべ』の3代目として家業を継ぐ。
    (初代である祖父の故阿部倉吉氏は、皇居の盆栽も手がけた盆栽界の第一人者)
現在、父である2代目の健一氏とともに祖父が提唱した「空間有美」に基づく作風を追求し続けている。海外では、゛ABE STYLE゛と呼ばれスイスやフランスなどで盆栽指導を行う等、海外のファンも多い。また、苔玉づくりのワークショップや講演、盆栽展などを通して盆栽の認知度向上や魅力の普及に務めている。近年は、作品のモチーフでもある磐梯朝日国立公園・吾妻連峰に自生する吾妻五葉松の保護や利活用について勉強会をするなど活動の場を広げている。https://peach-bornsai.wixsite.com/kukanyubi

《最近の主な盆栽展》
2017年03月 第1回吾妻五葉松「Bonsai展2017」コラッセ福島3階(福島・市内)
2017年07月 盆栽の作品展「ぼんさいや『あべ』の夏飾り旧佐久間邸(福島・佐倉)
2017年08月 ここらの「盆栽リレー展」吾妻の駅ここら休憩所(福島・吾妻)
2017年10月 ぼんくら会主催「盆久楽展」福島市吾妻学習センター分室(福島・上野寺)
2018年03月 第2回吾妻五葉松「Bonsai展2018」コラッセ福島3階(福島・市内)
2018年07月 盆栽の作品展「ぼんさいや『あべ』の夏飾り2018」旧佐久間邸(福島・佐倉)
2018年09月 ここらの「盆栽リレー展」吾妻の駅ここら休憩所(福島・吾妻)
2018年10月 ぼんくら会主催「盆久楽展」福島市吾妻学習センター分室(福島・上野寺)

《最近の主なコラボ展示》
2016年06月 同時展示、江口敬写真展「風の向こう側」風花画廊内 珈琲楓舎(福島・荒井)
2017年04月 同時展示「後藤玉木展」風花画廊内 珈琲楓舎(福島・荒井)
2018年05月 盆栽とのコラボ「端午の節句つるし飾り」旧佐久間邸(福島・佐倉)

《最近の主なデモンストレーション&教室の講師・講演》
2017年11月 2日間の指導「レマン盆栽クラブ」(仏・グロワジー)
2017年11月 吾妻連峰の五葉松に関する「勉強会を開催」環境再生プラザ(福島駅東口)
2018年06月 福島市コンベンション協会主催「苔玉教室」堀切邸(福島市・飯坂町)
2018年06月 庭塚小学校4年生総合学習「ぼんさいの授業」教室(福島市・在庭坂)
2018年07月 未来の祀りふくしま実行委員会「2018 未来の祀りカフェVol.1バネルディスカッション」長楽寺(福島市・舟場町)
2018年09月 みどりの県民カレッジ企画「盆栽体験会」あづま球場会議室(福島・福島)
2018年09月 福島市観光コンベンション協会主催初心者向け教室「盆栽のはじめ方」MAX ふくしま4階(福島駅東口)
その他、盆栽・苔玉ワークショップを頻繁に開催し、盆栽の間口を広げるように努めている。参加者は年間のべ200人ほど。主催は団体や企業が多い。

《海外からのお客様対応》
2017年01月 イタリアのアウエル氏ワークショップ御一行様が訪問
2017年02月 スイス・イタリアの盆栽大好きニコライ氏御一行様が訪問
2017年04月 スイスのパトリック氏御一行様が訪問
2017年05月 イタリアに盆栽文化根付かせる非営利団体の御一行様が訪問
2017年05月 ロンドンの著名な写真家 ノーバード・ショルナー氏を吾妻山に案内
2017年10月 ベルギーのティエリー氏御一行様が訪問
2018年05月 フランスのモンブラン山岳ガイドのルイス氏を吾妻山、盆栽愛好家宅案内
2018年07月 ノーバート・ショルナー氏と共に作品制作(未発表・製作中)

《最近の主な自生地巡りツアー・観察・保護活動等》
2003年11月 屋久島宮之浦岳の屋久杉、縄文杉を観察(鹿児島・屋久島)
2014年07月 那須五葉松保存会のみなさんと梵天岩五葉松の保護活動に参加(栃木・那須)
2017年05月 福島市観光コンベンション協会主催「盆栽作家と行く吾妻五葉松自生地巡りの旅」実施(福島・福島市)
2017年09月 土湯観光協会主催「通訳者対象吾妻五葉松自生地ツアー」実施(福島・福島市)
2017年11月 仏東部アヌシー付近の高原地帯に自生する松「ピヌス・ウシナタ」を観察
2017年11月 土湯観光協会主催「通訳者対象五葉松盆栽の座学会」実施(福島・福島市)
2018年06月 福島市観光コンベンション協会主催「盆栽作家と行く吾妻五葉松自生地巡りの旅」実施(福島・福島市)
2018年07月 地元の小学校対象「五葉松自生地巡りツアー」吾妻山(福島・福島市)
2018年09月 吾妻山にて福島県五葉協会「五葉松球果の採取事業」実施(福島・福島市)
吾妻山へ幼少のころから幾度となく足を運び、吾妻五葉松の自然樹を観賞している。

《最近の主なメディア掲載・出演等》
2017年04月 雑誌「盆栽世界05月号」五葉松産地特集で我が家の記事掲載
2017年05月 09日ニュース番組「Nスタ福島」で活動紹介(デレビユー福島)
2017年07月 15日17時NHK「こでらんに5」青春ってなんだ!に出演(ラジオ福島放送)
2017年07月 28日11時NHK「ひるはぴ福島」で三代目阿部大樹を紹介(ラジオ福島放送)
2018年01月 04日18時ニュース番組「みんなのニュース」で活動紹介(福島テレビ)
2018年05月 27日安住紳一郎の日曜天国「ゲストdeダバダ」に出演(TBSラジオ)
2018年08月 04日付け福島民報新聞「あぶくま抄」に掲載(福島民報社)
2018年08月 08日付け福島民有新聞「和合亮一氏コラム」ふるさとは夕暮れ・福島だよりに掲載(福島民有社)
2018年09月 匠達たちの肖像Vol.5で盆栽作家が見つめる未来についての記事(東北電力)


【江口 敬(エグチ・タカシ)氏略歴】
1972年 東京都三鷹市生まれ。
1995年 学習院大学法学部政治学科卒業。
学生時代に、能(仕舞と謡)の稽古に勤しんだ経験を持つ。
仕事の傍ら、独学で写真を学ぶ。Art Gallery M84(東京・銀座)を始め、個展開催・企画展等に参加。福島県福島市在住。Webサイト http://eguchitakashi.wixsite.com/photography

《主な受賞》
2016年 TIFAファインアート部門(Non-Professionalの部) 金賞受賞
     TIFA : TOKYO INTERNATIONAL FOTO AWARDS

《個展》
2010年12月 写真展「Beyond」Kalos Gallery(宮城県・仙台市)
2012年02月 写真展「風渡ル組曲」風花画廊内 珈琲楓舎(福島県・福島市)
2012年04月 写真展「風渡ル組曲」Kalos Gallery(宮城県・仙台市)
2013年02月 写真展「Life is beautiful −光の森−」iia gallery(東京・小伝馬町)
2013年07月 写真展「音のない言葉」Art Gallery M84(東京・銀座)
2013年11月 写真展「そのときの光」西会津国際芸術村(福島県・西会津町)
2014年02月 写真展「音のない言葉」風花画廊内 珈琲楓舎(福島県・福島市)
2015年03月 写真展「光の森」風花画廊内 珈琲楓舎(福島県・福島市)
2015年09月 写真展「風姿」Art Gallery M84(東京・銀座)
2016年06月 写真展「風の向こう側」風花画廊内 珈琲楓舎 (福島県・福島市)
2016年11月 写真展「風姿」西会津国際芸術村(福島県・西会津町)
2017年01月 写真展「句会」ギャラリーチフリグリ(宮城県・仙台市)

《主な企画展・グループ展》
2010年06月 公募写真展「Sha-gaku」Kalos Gallery(宮城県・仙台市)
2010年12月 NEXT GENERATION写真展「Beyond」リコーRING CUBE(東京・銀座)
2011年03月 企画写真展「Gallery Collection & Photo Showcase」Kalos Gallery(宮城県・仙台市)
2011年08月 公募写真展「Sha-gaku vol.3」Kalos Gallery(宮城県・仙台市)
2011年12月 企画写真展「Gallery Selection 2011 Scene-1」Kalos Gallery(宮城県・仙台市)
2012年09月 公募写真展「Sha-gaku vol.5」Kalos Gallery(宮城県・仙台市)
2012年09月 企画展「珈琲楓舎 October」風花画廊内 珈琲楓舎(福島県・福島市)
2012年12月 第7回「2012コスモス展」ギャラリーコスモス(東京・目黒)
2013年06月 公募写真展「Sha-gaku vol.6」Kalos Gallery(宮城県・仙台市)
2013年09月 企画展「珈琲楓舎 October」風花画廊内 珈琲楓舎(福島県・福島市)
2014年01月 公募写真展「Sha-gaku vol.7 Act-1」Kalos Gallery(宮城県・仙台市)
2014年07月 公募写真展「人それぞれ」Art Gallery M84(東京・銀座)
2014年09月 企画展「珈琲楓舎 October」風花画廊内 珈琲楓舎(福島県・福島市)
2015年01月 企画写真展「Colorful」Kalos Gallery(宮城県・仙台市)
2015年09月 企画展「珈琲楓舎 October」風花画廊内 珈琲楓舎(福島県・福島市)
2015年11月 企画展「現代茶ノ湯スタイル展 -縁-」渋谷西武百貨店(東京・渋谷)
2016年07月 企画展「チフリグリの車窓から」ギャラリーチフリグリ(宮城県・仙台市)
2016年09月 企画展「珈琲楓舎 October」風花画廊内 珈琲楓舎(福島県・福島市)
2017年01月 企画写真展「7人が描く写真の世界」Kalos Gallery(宮城県・仙台市)
2016年09月「一木窯 後藤五木 陶展」に同時展示 風花画廊(福島県・福島市)
2017年09月 企画展「珈琲楓舎 October」風花画廊内 珈琲楓舎(福島県・福島市)
2018年06月 企画写真展「フォト茶 vol.00」iia gallery(東京・小伝馬町)

《その他》
2016年06月の写真展「風の向こう側」にて、阿部大樹氏の盆栽作品とコラボ展示
雑誌(海外を含む)やWebサイトに阿部大樹氏の盆栽作品の紹介写真を提供

《主なメディア掲載・出演等》
2015年01月 1日付『福島民友新聞』に「古里を撮る/写真家の心」と題して取材記事掲載
2015年08月 月刊『GALLERY 9月号』の「展覧会とアーティスト」欄に取材記事掲載
2015年09月 1日20時 blue-Radio.com「熊谷正の美・日本写真」にラジオ出演
2016年03月 月刊『カメラマン4月号』の「2016ゲッカメ注目!日本の写真家55人」選定


 Art Gallery M84では、「アートを展示する場、鑑賞する場、作品を購入できる場」にとどまらず、アートを楽しみ、アートを通じての自己表現を志す方々が集える場所、アートの可能性を広げていく拠点になることを目指しています。プロ・アマを問わず、幅広く作家を紹介する企画を開催してまいります。

【作品展概要】
名  称 : 盆栽と写真の二人展『松・美・心』
作 品 数 : 約20点
販  売 : 展示作品は、一部を除き購入可能
主  催 : Art Gallery M84
期  間 : 2019年1月10日(木) ~ 1月12日(土)
場  所 : Art Gallery M84
所 在 地 : 〒104-0061 東京都中央区銀座四丁目-11-3 ウインド銀座ビル5階
電  話 : 03-3248-8454
開館時間 : 10:30~18:30(最終日17:00まで)
休 館 日 : 日曜日
入 場 料 : 無料 (ただし、11日14:45より17時までは、デモンストレーション見学者限定)
URL : http://artgallery-m84.com/?p=5490



<盆栽と写真の二人展『松・美・心』代表画像>
小_DM_絵柄面_文字抜き
クレジット : @ eguchi_takashi / M84
以上 

2018年11月19日(月)より小さな写真展『Audrey Hepburn』を開催

                Art Gallery M84作品展のご案内
                小さな写真展『Audrey Hepburn』

                                        2018年10月1日
Art Gallery M84は、2018年11月19日(月)より小さな写真展『Audrey Hepburn』を開催致します。

 今回の作品展は、Art Gallery M84の第80回目の展示として実施する企画展です。
世界中から愛された女優、オードリー・ヘプバーン(Audrey Hepburn)。スクリーンでの愛らしく、聡明で、気品あふれる姿は‘永遠の妖精’と言われ多くの映画ファンを魅了し、今でも絶大な人気を誇っています。小さな写真展『Audrey Hepburn』は、Bildarchiv Peter W. Engelmeier, The kobal Collectionの作品から、「麗しのサブリナ」など彼女の代表作である映画のワンシーンやポートレート作品を主に、また写真家Sid Averyが1957年に撮影したプライベートショット、ペットと自転車に乗っている写真(予価75万円)も展示します。全てゼラチン・シルバー・プリントで約24点を予定しております。今もなお私たちに夢と希望を与え続けてくれる彼女の魅力をご覧頂けたらと思います。

※グッズ(2019年版オードリーのカレンダー、ポストカード、クリアーファイル)の販売も実施致します。売り切れの折は、ご容赦ください。

ヘプバーンはブリュッセルのイクセルで生まれ、幼少期をベルギー、イングランドで過ごしました。オランダにも在住した経験があり、第二次世界大戦中にはナチス・ドイツが占領していたオランダのアーネムに住んでいたこともありました。各種資料の一部に本名を「エッダ・ファン・ヘームストラ」とするものがあります。これは、戦時中にナチス・ドイツ占領下にあったオランダで、「オードリー」という名があまりにイギリス風であることを心配した母エラが、自らの名前をもじって(EllaをEddaとした)一時的に変えたものです。5歳ごろからバレエを初め、アムステルダムではソニア・ガスケル (en:Sonia Gaskell) のもとでバレエを習い、1948年にはマリー・ランバートにバレエを学ぶためにロンドンへと渡って、ウエスト・エンドで舞台に立った経験があります。(ウィキぺディアより)

オードリーの成功は、彼女の才能ももちろんあったでしょうが、ナチス・ドイツ占領下の少女時代に、草やチューリップを食べて飢えをしのぎ、生涯その辛さを忘れず、無我夢中で働き、人の好意にあぐらをかかず、目をかけてもらうだけでもありがたい事だと感謝して、セットには時間厳守、絶対遅刻せず、セリフは完璧に覚え、スタッフへの礼儀と尊敬を持ち続けていたと言われている事からも感じ取れます。

【オードリー・ヘプバーン(本名:Audrey Kathleen Ruston)の略歴】
1929年 ブリュッセルのイクセル生まれ。幼少期をベルギー、イングランドで過した。
1934年 バレエを初め、アムステルダムでソニア・ガスケルのもとでバレエを習う。
1940年 ドイツがオランダに侵攻し、オードリーという「イギリス風の響きを持つ」
    名前は危険だとして、エッダ・ファン・ヘームストラという偽名を名乗った。
1944年 ナチスへの抵抗運動に協力、そのために彼女は地下の隠れ家に身を隠した。
    草やチューリップを食べて飢えをしのぎ、栄養失調に苦しみ、重度の貧血と  
    呼吸器障害、解放された時は、ガリガリに痩せ細っていたという。
1948年 マリー・ランバートにバレエを学ぶためにロンドンに渡って、
    その後ウエスト・エンドで舞台に立った。
1951年 ブロードウェイ舞台作品『ジジ』で主役。
1953年 「ローマの休日で」に出演。ローマの休日でアカデミー主演女優賞を獲得。
1954年 「麗しのサブリナ」に出演。国際連合児童基金(ユニセフ)への貢献開始。
1959年 「尼僧物語」に出演。
1961年 「ティファニーで朝食を」に出演。
1963年 「シャレード」に出演。
1964年 「マイ・フェア・レディ」に出演。
1967年 「暗くなるまで待って」に出演。
1988年~1992年 アフリカ、南米、アジアの恵まれない人々への援助活動に献身。
1992年 ユニセフ親善大使としての活動に対してアメリカ合衆国から大統領自由勲
章を授与。
1993年 スイスの自宅で虫垂癌のために63歳で死去。

【賞】
・映画作品ではアカデミー賞のほかに、ゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞を受賞。
・舞台作品では1954年のブロードウェイ舞台作品である『オンディーヌ』でトニー賞を受賞。
・さらにオードリー・ヘプバーンは死後にグラミー賞とエミー賞も受賞。
アカデミー賞、エミー賞、グラミー賞、トニー賞の受賞経験を持つ数少ない人物の一人となっている。

 Art Gallery M84では、「アートを展示する場、鑑賞する場、作品を購入できる場」にとどまらず、アートを楽しみ、アートを通じての自己表現を志す方々が集える場所、アートの可能性を広げていく拠点になることを目指しています。プロ・アマを問わず、幅広く作家を紹介する企画を開催してまいります。

【写真展概要】
名  称 : 小さな写真展『Audrey Hepburn』
作 品 数 : 約24点(予定)
作品購入 : 展示作品は、全て購入可能
主  催 : Art Gallery M84
協  力 : Sansiao Gallery
期  間 : 2018年11月19日(月)~12月29日(土) 
場  所 : Art Gallery M84
所 在 地 : 東京都中央区銀座四丁目-11-3 ウインド銀座ビル5階
電  話 : 03-3248-8454
開館時間 : 10:30~19:30(最終日17:00まで)
休 館 日 : 会期中無休
入 場 料 : 500円
URL : http://artgallery-m84.com/?p=5420

<小さな写真展『Audrey Hepburn』代表作品>

クレジット: 麗しのサブリナ 1954 © The Kobal Collection / M84
Title:「麗しのサブリナ」1954年
Edition:Open、Signature : No
Image Size:302 x 405㎜
Print Paper Size:335 x 430㎜
Print Method:Gelatin Silver C-Print
                                   

クレジット: © Sid Avery / Paramount Pictures / Sansiao Gallery / M84
Title:Audrey Hepburn on her bike pet dog, Famous, at Paramount 1957
photographer : Sid Avery
Edition:4/70、Signature : Yes
Print Paper Size:330 x 433㎜
Print Method:Gelatin Silver Print
以上

2018年11月5日(月)より写真集発売記念 林敏弘写真展『風と光の記憶』~モノクローム・ピンホール写真~を開催

                   Art Gallery M84作品展のご案内
                       写真集発売記念
                    林 敏弘写真展『風と光の記憶』
                   ~モノクローム・ピンホール写真~

                                             2018年9月10日
 Art Gallery M84は、2018年11月5日(月)より写真集発売記念 林敏弘写真展『風と光の記憶』~モノクローム・ピンホール写真~を開催致します。

 今回の作品展は、Art Gallery M84の第79回目の展示として実施する個展です。
写真展『風と光の記憶』は、日本におけるピンホール写真の第一人者Edward Levinson氏に感化されて撮り始め、今までにフランスやイタリアでの展示やNYで個展開催の経験があり、海外にも作品が収蔵されているピンホール写真芸術学会理事 林敏弘の作品展です。1998年秋から撮影してきた今までのモノクローム作品の集大成として写真集をヴィッセン社から出版(10月発売予定)されるのを記念して、それらの作品を作家自身がゼラチンシルバーでプリントした約40点を展示します。

1枚の写真が将来にわたって多くの人に「記憶」されることを願って、出逢った光景を素直な気持ちで1枚1枚を大切に撮った芸術作品です。ゆったりと流れる時間が写り込み、人の心を癒してくれる様な彼の魅力的作品を是非ご覧ください。

※写真集『風と光の記憶』林敏弘著、前田朋編集(ヴィッセン出版)も会場にて販売します。

【作家からの一言】
ピンホールカメラはレンズの代わりに小さい穴が前面に開いていて、そこから入る微かな光でフィルムなどの感光体に画像を作るカメラです。1枚撮るのに晴天の戸外で10数秒から数分露出にかかります。屋内や夜景では数十分から数時間かかることもあります。更に私の使うピンホールカメラは、ただの木製の箱でファインダーもありませんから画面構成も全く勘です。とても不便なカメラで、加えてその後に面倒な暗室での現像やプリント処理を経て、やっとどんな写真が撮れたのか分かるのです。そんな不便なカメラを使い続けている理由には以下のエピソードがあります。

秋の夕方、初めて作ったピンホールカメラを持って地元船橋の港にテスト撮影に行きました。翌日現像すると大半は失敗でしたが1枚は助かっていました。その画像を見た瞬間に強い衝撃を受けました。その写真とは今回発売する写真集の表紙にした「Sunset Bay (夕陽の港)」です。以前から何度もレンズカメラで撮っている場所でしたからピンホール写真の違いが、直ぐに分かったのです。「なんと気持ちの良い光の柔らかさだろう。露出に数分掛かったからか、雲も光も流れているし、ボートも揺れてぼけている。だからこそ、あの場所のあの時の空気、風や夕陽の暖かさや音までも再現している。こんな写真は見たことが無い」真に純粋で透明な感動でした。大げさに言えば、私の人生を変えてしまった1枚なのです。

その後、今日に至るまでピンホールカメラで作品を撮っています。対象は地元船橋の風景が多いですが、旅先の風景もあります。基本的には、出逢った一期一会の風景を素直に感じて、写真に表現することを目指しています。いつもの見慣れた道でも、その時の光や状況で心に感じる時があります。それを写真に留めようしています。演出や加工はありません。これまでの集大成として、時間をかけてまとめました。概ね 15、6年間のモノクロームフィルムからセレクトした1枚1枚から何かを感じて頂ければ幸いです。ピンホール写真家 林 敏弘

【林 敏弘(Hayashi Toshihiro)氏略歴】
1954年 千葉県船橋市出身
1977年 早稲田大学理工学部卒
1983年 学生時から中断していた写真活動を再開
1988年 モノクローム写真を独学で取り組む
1997年 ピンホール写真の第一人者Edward Levinson氏に出会う
1998年以降 ピンホールカメラで作品を制作・発表
船橋市在住、ピンホール写真家、ピンホール写真芸術学会理事、日本写真協会会員
http : //www.toshi-photo.com/Jpwelcome.html

【主な受賞】  
1999年 第20回船橋市写真展 第1部モノクロ単写真の部門最優秀賞受賞(市長賞)
2000年 Millennium Photo Project Time Capsule Winner (Canada)
2002年 第13回美術工芸作家協会展 美術工芸作家協会最優秀賞受賞

【作品収蔵先】
2000年09月 Alliance Capital(New York・USA)
2002年11月 Visionaria (Siena・ITALY)
2008年08月 安曇野市豊科公民館(安曇野・豊科)
2010年07月 共星の里 黒川INN美術館(福岡・朝倉)
2011年03月 Gallery PAST RAYS (横浜・山下)

【主な個展】
2000年11月 ピンホールふなばし『都市の境界』東京写真文化館(東京・赤坂)
2003年04月〜06月 Pinhole Flair『Urban Sentiments』Fotosphere Gallery (NY・US)
2005年04月 写真展『Urban Sentiments II』Gallery Roonee(東京・四谷)
2005年06月『Urban Sentiments II』Gallery まるさんかくしかく(京都・東山)
2005年07月『Urban Sentiments II』東川写真文化ギャラリー (北海道・東川町)
2005年07月『Urban Sentiments II Selected』東川町道草館(北海道・東川町)
2005年08月『Urban SentimentsⅡ』IPSXMagnetギャラリー(神戸・中央区)
2016年08月『流れる時間と遊ぶ光』Art Gallery M84(東京・銀座)
2018年11月『風と光の記憶』Art Gallery M84(東京・銀座)

【主な展覧会及びグループ展】
2000年11月 招待展示『Stenopephotographie』リール市立図書館(仏・リール市)
2002年06月 第13回『美術工芸作家協会展』アートガーデンかわさき(神奈川・川崎)
2002年10月 Visionaria展『Senza Obiettibo』Santa Maria della Scala Museum (伊・シエナ市)
2006年08月 紋別市『ピンホール写真グループ展』紋別博物館(北海道・紋別)
2007年05月 ピンホール写真芸術学会設立記念特別展『Pin Hole Lover』Prinz (京都)
2008年05月 ピンホール写真芸術学会『企画展』Roonee 247 (東京・四谷) ・Gallery i(京都)
2008年05月 ピンホール写真芸術学会『企画展』Gallery i(京都・祇園)
2008年08月『オホーツク・紋別ピンホール写真フェスティバル』紋別博物館(北海道・紋別)
2009年06月 PPAS京都ピンホールフェスティバル協賛グループ展『Interface』AMSギャラリー(京都)
2009年06月 安曇野市『ピンホール写真展』豊科サティエントランスホール(長野・安曇野)
2009年07月 紋別市『ピンホール写真展』紋別博物館(北海道・紋別)
2010年06月『ピンホールフォトフェスティバルin九州』共生の里、原鶴温泉パーレンス小野屋(福岡・朝倉)
2010年08月 PPAS『会員展』フォトギャラリーシリウス(東京・新宿)
2011年03月 東日本大震災義援写真『チャリティーオークション』禪フォトギャラリー(東京・六本木)
2011年06月『ピンホールフォトフェスティバルin川崎』川崎市民ミュージアム(神奈川・川崎)
2012年06月『ピンホールフォトフェスティバルin東川町』東川町文化ギャラリー(北海道・東川町)
2013年08月 PPAS会員展『微光の描写』Gallery Cosmos(東京・目黒)
2014年07月 公募展『人それぞれ』Art Gallery M84(東京・銀座)
2014年11月 ピンホール写真芸術学会『会員展』Arte Piazza Bibai(北海道・美唄)
2015年01月 公募展『人それぞれのアート』Art Gallery M84(東京・銀座)
2015年07月 公募展『アートの競演 2015初夏』Art Gallery M84(東京・銀座)
2015年12月 ピンホール写真芸術学会『会員展』Gallery i(京都・祇園)
2016年01月 公募展『アートの競演 2016初春』Art Gallery M84(東京・銀座)
2017年01月 公募展「アートの競演 2017睦月」Art Gallery M84(東京・銀座)
2017年03月 ピンホール写真芸術学会『会員展』CASO SpaceX(大阪・港区海岸通)
2017年08月 公募展「アートの競演 2017葉月」Art Gallery M84(東京・銀座)
2018年02月 ピンホール写真芸術学会『会員展』新さっぽろギャラリー (札幌・厚別)

【出版】
2015年11月『流れる時間と遊ぶ光』林敏弘著、前田朋編集(ヴィッセン出版)
2018年10月 写真集『風と光の記憶』林敏弘著、前田朋編集(ヴィッセン出版)

【出稿・寄稿】
1999年08月 中学用副教材CD-ROM教育ソフト東京書籍「プラネタリア」に写真掲載
2000年07月 木楽舎月刊誌「ソトコト8月号」Explorer(知の探求者)頁に作品掲載
2000年11月 仏・リール市立図書館企画展「Stenopephotographie」公式カタログに作品掲載
2000年11月 毎日コミュニケーションズ月刊誌「Mac Fan internet 12月号」に作品とHP紹介
2002年09月 地域新聞「ふなばし朝日9月11日号」に、作品掲載
2002年09月 読売系タウン紙「マイタウン9月15日号」に作品とピンホール写真活動掲載
2002年10月 芝浦工業大学季刊誌「IA」秋号No.39の特集「カメラの世界」に、
       ピンホールカメラ作りの秘訣として、カメラの原理と作り方及び作例写真掲載
2002年11月 イタリア・シエナ市「Visionaria展公式カタログ」に、作品掲載
2004年07月 東葛毎日新聞社「ふれあい毎日」に、ピンホール写真活動掲載
2005年03月 OMCカード情報誌「Ji'yu'da 3月号」に、ワンデイドライブ作品&記事掲載
2005年07月 学研Gが発行の写真雑誌「CAPA 7月号」に、作品とインタビュー記事掲載
2005年08月 カメラ雑誌 月刊「日本カメラ9月号」の口絵7頁に作品&コメント掲載
2007年08月 扶桑社文庫本「スバラしきマニアの世界」(久我羅内氏著)にピンホール写真活動掲載
2010年08月 月刊PhotoStage 9月号の「ギャラリーで立ち話コーナー」にインタビュー記事掲載
2011年12月 写真雑誌「PHaT PHOTO」1-2月号に、ピンホールカメラ制作&撮影の様子掲載
2008年~2014年 ピンホール写真芸術学会誌に、作品掲載及びエッセイ寄稿(創刊号&第4号)
2016年07月 月刊「ギャラリー」Vol.8今月の展覧会50+に選ばれる
2016年07月 月刊フォトテクニックデジタル誌8月号写真展情報に掲載
2016年07月 各ネット情報に掲載「デジカメWatch」「TokyoArtbeat」「個展なび」
      「Let`s enjoytokyo」「PHOTO SQUARE」「銀座新聞ニュース」
      「IT -lifehack」「livedoor News」「Ameba News」など
2016年07月 29日付読売新聞千葉版「船橋の風景 ピンホール写真で-独特の味わい32点」
2016年08月 06日付船橋読売「船橋在住の林敏弘さん ピンホール写真展」
2016年08月 07日付産経新聞千葉版「船橋の魅力 優しい光で発信-ピンホールカメラマン林敏弘」
2016年08月 08日付千葉日報県西版「童話のような船橋の風景-ピンホールカメラで撮影」
2016年08月 29日付千葉日報県西版 東葛葛南クローズアップ「船橋の情景写し続ける」 
2017年01月 新京成電鉄おでかけ情報誌「CiaO」Vol.130沿線紳士淑女録
       No.126「自然と都市とが調和する 船橋ならではの景色が好き」
2017年04月 My Funa(ふなばし再発見マガジン)2017年05月号
      「インタビュー こんにちは、ふなばし」
2018年02月 カシオ計算機株式会社が運営する「Wild Mind GO GO」サイトに執筆。
2018年07月 オライリー・ジャパン発行 カシオ計算機監修「50の自然体験」に執筆。
2018年07月 船橋市内配布ちいき新聞「船橋の風景を切り取る」

【TV出演】
2003年02月 テレビふなばし「船橋電気絵巻」Voicesコーナーで作品紹介。28回放送
2004年05月 テレビ朝日(5.16放映) および BS朝日(5.19放映)
      「オトナゴコロ(こだわり My Life)」に出演

【ワークシップ講師等】
2002年08月 夏季親子教室「ピンホールカメラを作って、撮ろう」船橋市公民館(千葉)
2003年04月「Pinhole Photo Workshop in NY on WPPD」Potosphere Gallery(NY・USA)
2004年07月 夏休みちびっこ教室「ピンホールワークショップ」恵比寿社会教育館(渋谷)
2008年08月 夕涼みセミナー「ピンホール写真の魅力」豊科公民館(長野・安雲野)
2009年05月 親子たいけん教室「幕末明治期の川崎とニッポン」川崎市市民ミュージアム
2009年07月 親子教室「ピンホールカメラを作って遊ぼう」豊科公民館(長野・安雲野)
2011年08月「ピンホールカメラを作ろう」横浜市中川地区センター(横浜)


【写真展概要】
名  称 : 写真集発売記念 林敏弘写真展『風と光の記憶』~モノクローム・ピンホール写真~
作 品 数 : 約40点
作品販売 : 展示作品は、全て購入可能
主  催 : Art Gallery M84
期  間 : 2018年11月5日(月)~11月17日(土) ※休館日を除く
場  所 : Art Gallery M84
所 在 地 : 東京都中央区銀座四丁目-11-3 ウインド銀座ビル5階
電  話 : 03-3248-8454
開館時間 : 10:30~18:30(最終日17:00まで)
休 館 日 : 日曜日
入 場 料 : 無料
URL : http://artgallery-m84.com/?p=5407

<林 敏弘写真展『風と光の記憶』代表作品>
レ・ボーの石塀
クレジット: Les Baux-1 © Toshihiro Hayashi
Title: Les Baux-1(レ・ボーの石塀)
Edition : 1/20
Signature:Yes
Photography year : 2002
Location : Les Baux-de-Provence in France
Print Paper Size:406×508㎜  
Media:baryta paper
Print Method:Gelatin Silver Print
予価: 80,000円(税別、額装込み) 

夕日の港
クレジット : Sunset Bay © Toshihiro Hayashi
Title : Sunset Bay(夕陽の港)
Edition : 1/4
Signature: Yes
Photography year : 1998
Location : Funabashi-shi, Chiba-ken
Print Paper Size:406×508㎜  
Media:baryta paper
Print Method:Gelatin Silver Print
予価: 80,000円(税別、額装込み) 
以上